博物館ゆかりの地ウォーキング
2009.10.04 18:24 投稿者:パンダ 1号

県立博物館周辺の地を歩くツアーに参加しました。
とても良い天気の中、半日のウォーキングです。
あまり馴染みのない御坂町ですが、大変勉強になるツアーでした。
甲斐と鎌倉をつなぐ御坂峠に通じる道の原型は「鎌倉街道」であったとのことで、この道を通じて人や物が交流したのだそうです。
この地に残る地名の「国衙」(こくが)は、地方統治の官庁の所在地だそうで、これが鎌倉街道沿いにあったことは理にかなっています。
また、時宗の布教にも使われた道で、藤沢の時宗本拠地から御坂を越えて甲府盆地に入ると一定間隔で時宗寺院があったこと、最終地は甲府の一蓮寺で時宗の有力寺院であった話を伺いました。(現在の一蓮寺は単立)
そんな中ウォーキングの途中で、今まで知らなかった宗派が書かれた寺院門柱を見つけました。
「臨済正宗」(りんざいせいしゅう)というものです。
寺院名は「世音寺」です。
臨済宗とか日蓮正宗とかはよく聞きますが、この名称は初めてでした。
臨済宗は現在14派にそれぞれ大本山を持ち運営されていますので、これとは別の宗派かなと考えたのですが、調べてみると、臨済正宗は黄檗宗が布教初期に使用したこともあるようですが、一般的には臨済宗と同義に使われているとのことでした。
この世音寺も、臨済宗建長寺派の寺院なのだそうです。
郡内地方に多い建長寺派の寺院ですが、甲府盆地の中ではこの御坂の道沿いに数寺院あり、その先端にこの世音寺があります。
まさに鎌倉街道にそって布教した後を示すものと考えられるのです。
もう一つ驚いたことは、この御坂の町は高台にあるので洪水など無縁の地と思っていたのですが、集落のところどころに家屋敷を囲む小さな堤防があり、この地はたびたび水害にあったことを実感させられた次第です。
街歩きは 発見の連続で なかなか楽しいものです。
コメント(1) | この記事のURL | カテゴリー:イベント・祭
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コメント
10月4日だったんだね。
忘れていたのだー。
次の企画は11月22日だそうですが予定があって参加出来ません。
博物館活動はフイールドに出て地域全体が博物館なのだよね。
古くて新しい感性を磨く、楽しいね。
今日、10月5日企画展「甲斐道」を見てきました。
1甲斐型土器の存在知りませんでした。
2甲斐道中というそうですが他は東海道など道です。
3宿場の問屋とは荷継ぎ機能
4入り鉄砲と出女の出女の意味
5等など新しい知識を得ました。
博物館の企画展は観光を掘り起こす原点ですね。
歴史に流れる法則性を見つけ出すのに都合が良いですね。
私は大切にしています。