富士山近未来噴火
2008.12.01 20:16 投稿者:Y.Gaya

富士山の近未来噴火を題材にした二つの小説を紹介します。
<富士山大噴火(作家:鯨 統一郎)>
若い雑誌カメラマンと女性ライターが物語を展開する。興味を引くところは2点あります。一つ目:駆け出しの女性研究者が、地震発生時の雲から富士山の噴火時期を予測し、それがほぼ的中する。二つ目:ある研究者が、何千万前の富士山の噴火による恐竜の絶滅を推測する。物語は最後に、主人公のカメラマンがフィアンセのライターを溶岩流から救うが、富士山は麓の全周囲に火山弾と溶岩流を放出し、山頂は二つに分かれ、犠牲者は3万人を超える大災害になった。
<昼は雲の柱(作家:石黒 アキラ)>
高校生の男女が主人公で、古代ロマンを現在に取り込んで物語を引っ張る。不老不死の薬を求めた秦の始皇帝の臣下徐福は、その約束を果たせなかったが、御殿場山麓に壮麗な横穴式墓を作り、永遠の眠りに着く。それから、日本書紀へ、さらに遡りヘブライ世界へと、古代史に興味のある方は結構楽しめます。華麗な富士山が噴火し、ずうっと古代の姿のツインピークに蘇る。この物語では、噴火シミュレーションが溶岩流の方向を御殿場周辺と推測し、住民が事前に非難する。ただ、徐福の部下の末裔女性一人だけが墓に戻って永遠の眠りに着く。
二つの物語を読んで安心したことは、地震雲の研究と噴火シミュレーションが完璧になれば、富士山が噴火する前に避難し、死傷者をゼロにできることです。
ちなみに、今年の富士山検定2級に<昼は雲の柱>が出ました。来年は<富士山大噴火>が出るかもしれません。
2枚目の写真は、大月駅に停車中の有名な「フジサン特急」です。この日、11月9日は富士山検定試験のある日でした。今思うと、縁起がよかったと思います。2級に合格しました。

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