双体道祖神
2010.01.20 21:35 投稿者:ootaminoru
双体道祖神
長野県安曇野へ行きますと昔の村落ごとに道祖神があります。
その多くは村の入り口にあります。
その殆どが双体道祖神です。
中でも東筑摩郡の朝日村や山県村には素晴らしく美しい双体道祖神があります。
道祖神の石造芸術の極みまで村落ごとの競争で競い石工の腕が上達したものと思います。
もう40年以前になりますが何度か写真を撮影する為に松本平、安曇野の村落を廻った事がありました。
山梨県にも双体道祖神がありますが、仏像を彫る専門の石工がいなかったのでしょうか。芸術作品とまでは行きません。どちらかと言えば泥臭く素朴な彫りこみです。
顔を描くとその石工の技量が明確になります。
海岸寺の守屋貞次の観音菩薩像が有名なのはその為です。守屋貞次は信州高遠藩の石工で海岸寺の甲州におけるステータスを今に高めて残しています。
中央市にある道祖神の中からモデルを紹介します。
写真1 双体道祖神 中央市新町 平成元年
写真2 円球石道祖神 中央市東花輪 文政八年
写真3 自然石道祖神 中央市布施 明治二十三年
その他に 石祠道祖神があります。
中央市には道祖神が田富地区に37体、玉穂地区に29体、豊富地区に23体合計89体あります。
その内、双体道祖神は8体あります。田富町誌、豊富町誌、豊富町誌より。
球形道祖神は山梨県に集中しています。特に甲府近辺に多いです。
この道祖神は我が郷土、山梨県の甲府盆地の特産と考えられます。
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