お堀の生き物
2010.06.23 04:48 投稿者:ootaminoru

山梨県の最大の都市のど真ん中。
その都市のお堀の中にも生物が暮らしています。
人工的に造られた環境(入水排水)ですが極力人間が立ち入らなくてほったらかしにされていることが返ってその生き物にとって暮らしやすい環境を提供しているのかも知れません。
写真には写っていませんが水鳥の鴨や鯉の他ハヤなどの小型の魚がいます。
ただこんな事がありました。
5月25日、甲府城の東側に巽曲輪(数奇屋曲輪)と稲荷曲輪がありますがその曲輪の接合部分の外側には甲府城最大の17メートルの石垣があります。石垣の下はぐるりと取り囲んで、内堀があった場所ですが現在は道路になっています。
その道路の歩道部分にお堀の住人と思われる大きな亀がいるではありませんか。
現在残っているお堀の東の端から凡そ75メートルくらい離れている場所ですし、コンクリートとアスファルトですっかり舗装された場所です。
父の部分は全くありません。
お堀の排水場所は金網が施してあり安易に堀から逃げ出す事は不可能です。
恐らく、堀の東側に高さ50センチくらいの石垣がありますが、そこから石垣を登って第一駐車場に出て更に何らかの目的の為に道路上に這い出したものと推定します。
私はその日、市川三郷町の下部地区の団体様一行20人を歴史観光案内する為に17メートルの石垣に御案内する途中の出来事でした。
亀をお堀に戻しましたらお客さんから盛大な拍手と笑顔が送られました。
どうして、何の目的で? 恐らく亀は自分が好ましいと思う産卵場所を探していたのではないかと思う。
道路上に出てきて立ち往生していたので、掴まえて運んでお堀の水の中に放してやりました。
着水と同時に元気に泳いで水中にもぐって行きました。
恐らく亀にとって生活するには悪い場所ではないのかもしれませんが産卵するには適当な場所がないのかもしれません。
その後、その亀がどうしたかは知りません。
甲府城は県の史跡であると同時に都市型の公園でもあります。
即ち舞鶴城公園な訳です。
もっと市民が憩いの場所として使っていただきたいものと思います。
ここは生き物の暮らし向きが観察できる場所でもあります。
生き物が生きるとはそこにいろんなドラマが展開されます。


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