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山梨が22世紀に繫ぐもの

2010.09.08 10:25  投稿者:ootaminoru

山梨県の北杜市清里周辺で最近外国人による土地の取得が盛んだそうだ。
主に中国系の顧客が多いようだ。
その購入目的は明らかではないそうですが、森林、耕作、水資源確保の為の先行投資とも考えられるとか?叉はそれらの資源のマネーゲームの対象として狙われ始めたとも考えられるそうだ。
外国人が個人の将来の住処として別荘地の取得であればグローバルな時代として好ましいかもしれないが、地域社会全体の公共に将来、影響しかねない不動産売買に外国人の取得に何らかの法的措置や使用制限なり公共性とのマッチングを考慮した処置が必要ではないかと思う。

昨日の9月8日NHK総合テレビ「クローズアップ現代」で外資が狙う森林買収目的は?はそうした最近の国内事情を取り上げたものです。
既に北海道などでは外資系の資本による森林を含む不動産の取得が進んでいるそうです。

山梨県の山梨県たる財産は空気と水と森であり東京に近くオアシス的な環境は今後益々付加価値が増す存在だと思う。

例えばの話であるが数年前にミナラルウオー税を県税として嫁すべきだと県庁が取り組んだ。しかし、地下から大量に汲み上げる水は法律では地下資源の何らかの規制に入っていないのであり、企業の猛反発にあって条令を諦めてしまった。それに変わって名前は別ではあるが森林環境税を2012年に県民全体に県民税の一つとして嫁すべく現在県庁は取り組んでいます。森林の保全と水の確保は空気の浄化と共に切り離せないものだ。
今度の場合は地下水を汲み上げる企業だけではなく県民全体に嫁すべく計画しているようだ。一人当たり500円から1000円/年だと新聞報道機関が報じています。

元々表流水を稲作栽培に利用した日本の国土は河川の表流水を利用するための水利権は物凄く煩く規定されています。
しかし、地下から汲み上げる井戸水については江戸時代の昔から庶民が夫々勝手に掘り抜いて勝手に生活用水として使って来た時代背景の下に法的な規制がなかった。企業用としては精々清酒用の水、位のものだっただろう。
生活水はタダで、共同の井戸からの貰い水が江戸時代の庶民長屋の風景だった。
だから現在においても地下水の利用に関する法的な規制はなく、一企業が生活用水として水を使うのとは別な用途、即ち飲料水にして販売する目的に使用しても何らかの規制を受けてない。

ミネラルウオーターとしてペットボトルに詰められて全国に輸送して販売して不特定多数の人々に供するミネラルウオーターの水そのものはその企業によってはただなのである。

将来、峡中の釜無川水系と笛吹き川水系の合流するど真ん中、即ち甲府盆地の水瓶から外国資本が地下深くボーリングして地下水を大量に出水してロシアからヨーロッパへの石油輸送管の如く敷設しパイプライン輸送して駿河湾にタンカーを横付けし積み込んで自国へ輸送する。タンカーに積まれた水は資本提供国叉は外国資本のものであり一銭も山梨県の利益に供するものではない。
当面は昭和水源は涸れ無いであろう。しかし北京や中近東での水需要が深刻になるとドンドン出水が激しくなり、地下浅い部分からも出水して伏流水となっていた河川の表流水の部分をも結果として吸い取られてしまいかねない。河川からの水利権は煩いが地下水からの地下水に関する規制はないのだから。

地球規模のグローバル経済の将来にはそんなこともありえる話だ。
遠い将来では無く現在、アフリカや東南アジア諸国及び中近東においてかっての帝国主義や植民地主義に替わって多国籍企業や国策企業によって危機にさらされ始めているのではないかかと思う。
グローバル経済においては自国の利益を優先しないで規制緩和、即ち保護主義的な施策を採らないのが建前になっている。
国際的なブローバル経済の大きな枠組みが問われていると思う。

甲府盆地からパイプラインで駿河湾に水を輸送することは技術的にも資本的にもそれ程困難なものではない。
既に西山水系の河川の水はその殆どは、現在富士川を流下することなく専用の地下水路によって静岡県の工業水路として利用されています。
その歴史は古く昭和20年以前の第二次世界大戦の時期に国策会社として飛行機のジュラルミン加工する企業に水利権は買収されています。
その水は発電用に使われていたとか。
現在に至るまで水利権は山梨県側には無くて地下水管に依って人の目に触れない形で流下し静岡県の企業によって使われているそうです。


この事実はあまり県民には知らされていないようですが、この事実をここで披露するのがこの記事の目的ではありません。
将来に対し、県民が自分たちの郷土の共通した環境の中で暮らしてゆかなければなりませんが、その一番の特徴である山に取り囲まれた地形や地理から派生する諸々の資源や文化を時代の流れの中でその時代にあったように工夫して利用することが必要だと思う。
大切な郷土の資源を有効に共有し県民だけではなく広く共存共栄の有効活用出来る様に守るのが現在生きている私達県民の責任ではないかと思う。
目を広く世間に移しますとこうした森林や耕作地や水資源を含む資源の確保に外国や外国資本が取得に既に係わっていて、国際的に大きな問題となりつつあります。
既に東南アジア諸国はそうした国際化の波の晒されているそうです。
地球規模で国単位や国際的な資本がマネーで無秩序に買収する時代が始まっています。

近い内に京都だったと思いますがそうした資源の買収に関する国際的な会議が行なわれるとか。

写真は桃林橋からの笛吹き川です。
水は大きな災害として人を苦しめましたが多くの人を生み育てもしました。


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