身延山久遠寺のお会式
2008.10.14 09:23 投稿者:コメット
10月12、13日にやまなしインバウンド観光教育プログラムの現地実習で身延山久遠寺に行ってきました。
13日は日蓮上人の御命日でお会式という法要が執り行われ、その前夜には
全国から集まった信者による、賑やかな万燈行列が行われました。
「万燈」とは、満開のしだれ桜を模った小型の山車のようなもので、その後ろからは50講とも言われる行列が、鐘や太鼓で独特のリズムをとり、その音に合わせて各2~5,6人のまといのパーフォーマンスが次から次へと続きます。
この行列は身延山の入口である総門を出発し、門前町商店街の各商店の前で
まといを披露し、その後三門から久遠寺に至るもので、最後の久遠寺本堂の日蓮上人の仏前で2回に分けて、約20講ずつが揃ってまといと囃子を披露する様はとても壮麗で、見応えがありました。
でも、身延の山の中で、また信仰のお山の中で、なぜ江戸火消しのまといが舞うの?と疑問をお持ちかと思います。確かにとても不思議な光景でした。
ですが、身延山大学の先生のお話を聞いて、目からうろこ。というのは、一時期は江戸の信者がとても多かったとのこと。それも、職人や商人が多かったというのですから、合点がいきますよね。
この光景はぜひ皆さんにも一度ご自分の目で見て頂きたいと思います。
お会式は荘厳な雰囲気の中、千人以上の信者さんが参加され、私たち一行も出席させて頂き、お焼香と蓮の形の護符を頂きました。
初秋の朝の澄んだ空気と光の中、心洗われる一時を過ごしました。
また本堂横に、100段の長階段を登りきった左手に五重塔も再建され、端正な姿で信者や観光客を迎えてくれていますし、思親閣に至る山の頂上まではロープウェイが運行していて、遊歩道を通って3分ほどで南アルプスの美しい姿も見ることができますので、これからの紅葉の美しい季節、ぜひ多くの方達に身延山を訪れていただきたいとの思いを新たにして帰途につきました。
(残念ながら、写真はメモリーを入れずに撮ってしまい、カメラ内に内蔵されているもUSBコードがみつからず、UPできませんでした。後日掲載できることを願いつつ。。)
コメント(3) | この記事のURL | カテゴリー:イベント・祭
コメント
- Akiさま
貴重な情報ありがとうございました。
日蓮上人が池上本門寺で入滅されたことは知っていたのですが、お会式がここの発祥とは知りませんでした。その関係で纏いが身延の山にも現れることになったのですね。
身延の万燈講の数だけでも驚いたのに、この何倍もの講が万燈の行列を作り、纏が宙を舞うありさまはさぞかし圧巻でしょうね。
お互いに機会があったらぜひ見てみたいものですね。 - 投稿者:Anちゃん: at 2009/10/17 23:45
- はじめまして。
一年後のコメント失礼します。
今年初めて久遠寺のお会式参加したものです。
一言、圧巻でしたね。
素晴らしかったです。
さて、blogに書かれてる火消しの纏ですが、そもそもこのお会式、日蓮上人がご入滅された東京都は大田区の池上本門寺が発祥です。
上人の教えの尊さが万燈とされ毎年お逮夜に行進してましたが、江戸の火消し達がその尊さを偲び前を露払いとして纏を振ったのが始まりだと言われています。
久遠寺は日蓮宗の総本山ですが、発祥の池上本門寺は万燈講の数が半端ないみたいです。
機会がありましたら一見の価値ありみたいです。
それでは失礼しました。 - 投稿者:aki: at 2009/10/16 09:35
- ann様早速の「身延山歴史と文化の研修」ブログへの投稿ありがとう御座います。本等に御苦労様でした。でも楽しかったですね。
ブラリ一人旅や家族での久遠寺詣でもそれなりに楽しいですが、座学及び現地案内付きの見学や法要参加、更に万灯講行列の楽しいお祭りの込み込みで、タイトルの歴史と文化を深める事が出来てこの私達の研修そのもののプログラムがインバウンド観光の商品として成立する感じを持ちました。
そうした意味からは即席のインバウンド観光の商品化作り第1号といって良いかもしれません。
パクリそのものですが。
しかし、もう少し時間を頂いて適切な表現を模索して後日ブログに私自身書くつもりですが、乗り越えなければならない大きな壁が立ちはだかっているように思えてなりません。
研修を受けた多くの方がこのブログに得た知識なり感想を披露していただくことを願ってやみません。この場を借りて皆様にもお願い致します。 - 投稿者:ootaminoru: at 2008/10/14 16:36
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