尺八だけの演奏会
2010.06.12 20:50 投稿者:ぶどうおばさん

今日は「竹竹”の会(たけだけのかい)」という演奏会を聴きに行きました。
場所は長坂コミュニティ•ステーションのホール。
尺八が登場する演奏会というとたいてい琴(箏)◦三味線(三弦)と一緒の演奏会です。
この「竹竹”の会」は他の楽器を一切排し尺八だけで全曲を演奏するそうなので興味が
湧き訪れた次第です。
琴古流•都山流等の流派にこだわらず日本古来の楽器尺八の道を追求するという共通
の目的で集まり作られた会のようで、プロの方やアマチュアでもかなり上級の方から
なるとお聞きしました。曲目は全部で19曲3時間超の演奏です。一人での演奏形態
が基本で中には二人◦五人もあります。曲は古典本曲•現代曲、ジャズもありました。
マイクは用いず素の音ですが客席の後部まで朗々と届きます。フルートともサックス
とも違う、時にはピッコロのようなホルンのような多様な音色です。
人間国宝である山本邦山作曲の曲がいくつか演奏され、中でも「二管の譜」は二本の
尺八の掛け合いが激しさと躍動感にあふれ印象的でした。
尺八が持つ変幻自在な音色や緩急強弱のダイナミックな変化の面白さは演奏者が巧みな
ゆえに聴衆を魅了します。なだれ落ちる滝の様子、風の音や虫の音、錦秋の色や巡礼の
心境までも、聴く者は頭に思い描きます。二尺三寸の一本の竹でここまで深みのある音
が出せることを知り驚き、尺八の表現域の広さを魅せつけられました。
過去16回の演奏会は主に信州で行われ山梨県内での演奏会は今回が初めてとの事です。
(1枚目の写真 長坂コミュニティ•ステーション)
(2枚目の写真 会場のホール
マイクは使用せずステージには譜面台だけあります)
2010年6月12日撮影

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