湯村温泉資料室
2012.01.04 21:05 投稿者:ぶどうおばさん

甲府の湯村温泉郷で、ゆかりの人物を紹介する資料室が昨年12月22日にオープンし、第1回の企画展として太宰治がとりあげられていると新聞に載っていたので訪れてみました。
場所は常盤ホテルから塩沢寺(えんたくじ)に向かう道路途中の右側の建物の元喫茶店だった1階部分です。湯村温泉郷の活性化を目指す「湯村温泉郷魅力づくり協議会」が湯村温泉郷の歴史や魅力を発信する目的で設置したそうです。
太宰治は昭和10年代に湯村温泉郷の旅館明治に滞在執筆した事があり、資料室内のパネルでは旅館や塩沢寺や湯谷神社・湯村山・延命橋などの写真と共に太宰治の作品からの記述も紹介されています。訪れた場所を背景に太宰治の姿が組み合わせてあり湯村との密な関わりが伝わってきます。隣室には観光案内の係員が常駐し湯村温泉郷の歩いて訪れられる観光スポットや近辺の観光地の見どころを丁寧に説明してくださいます。
湯村温泉郷の歴史は古く、湯村の湯は808年に弘法大師が大きな石を杖で動かした場所に湧き出たのが始まりとされています。
武田信玄の父信虎は湯村山城を築き、信玄は戦いで負った傷をいやすため湯村温泉で湯治をしたので湯村温泉は信玄のかくし湯として知られています。
昭和の文豪太宰治や井伏鱒二・松本清張らが執筆した宿も多くあり、泉質はアルカリ性で筋肉痛・消化器病・冷え症・傷・疲労回復に効くと言われています。
山梨県内の温泉では、どちらかと言うと石和温泉郷がよく知られているようで石和温泉駅で見かける観光客の年齢層はここ数年随分若くなってきているように思います。サークルやゼミの合宿らしい大学生のグループや友人同士の学生グループなど、温泉は中高年のいこいの場である以外に二十代の若者のリフレッシュする場になりつつあるようです。東京から簡単に来られるから週末ちょっと遊びに行く、という感覚で訪れるという話も聞きます。こういう若者のネットワークというか口コミは大きな広がりを見せるようで、石和温泉郷は首都圏の若者層の日常の行動圏内に入っているような印象を受けます。
湯村温泉郷のこの資料室は湯村の案内所でもあり気楽に立ち寄れる場所でもあります。石和温泉とはまた違った魅力を教えてくれると期待しています。
ゆかりの人物資料室
午前10時~午後5時(日曜休み)、入場無料
(1枚目の写真 ゆかりの人物資料室 外観)
(2、3枚目の写真 資料室内部)
2011年12月28日撮影


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