キタダケソウとハクサンイチゲ
2008.10.01 11:44 投稿者:ootaminoru

キタダケソウ(キンポウゲ科ヒダカソウ属)
1枚目のこの花がキタダケソウです。
私の写真アルバムに良い写真がないため、キタダケソウで検索してホームページからお借りしました。
尚、キタダケソウは昭和6年に千葉園芸研究科生、清水基夫が発見したものです。
私の花の紹介には「科名」と「属名」を記載しています。
これは親類関係を明確にする為です。この親類関係の遠い近いを知る事はその植物の起源や性質を系統ごとに観察する道筋が付きます。
即ち植物学の入り口な訳です。
例えばキタダケソウの白い花弁は6から8枚で鍔片は5枚です。鍔片も白 い。
北海道のヒダカソウは花弁が8枚から12枚です。白い鍔片は5枚で す。
花弁の枚数が少し違っています。
叉下記のハクサンイチゲはキタダケソウとほぼ同じ場所に同じ時期から少し遅れて咲きます。花の形が大変よく似ています。
ハクサンイチゲはイチリンソウ属ですがイチリンソウ属の特徴は花弁がなくて鍔片が5枚です。鍔片が白く花弁のように見えています。
元は鍔ですからキタダケソウの花弁と比較すると丈夫で厚ぼったい感じがします。
イチリンソウ属に属するその他のイチリンソウ、ニリンソウ、サンリンソウは皆、花弁がなくて鍔片が5枚です。その事はハクサンイチゲやニリンソウに鍔片が緑色の変種がありますが、その理由付けとして元の鍔に戻ったと納得が行きます。
ハクサンイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)
キタダケソウより背丈が高く花も大きい。
しかし、花が好く似ています。しかしハクサンイチゲの花弁は無くて白い鍔片は5枚なのでその事だけで区別できるでしょう。キタダケソウは白い鍔片を含めると10枚以上の花弁風に見えます。八重のような感じがします。
写真は今年7月20,21日1泊で白馬登山したおりに撮影しました。
白い花がそれです。黄色い花はシナノキンバイです。これもキンポウゲ科です。
三枚目の写真は9月6日北岳のハクサンイチゲです。
もうすっかり種子が出来て、地上にこぼれて花柱だけが残っていました。
生命輪廻の役割を終えて静かに余生を送っています。
キンポウゲ科の仲間にはアルカロイドを持つものが多いです。その典型がトリカブトです。
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