甲州食べもの紀行ー泉光院の旅と甲州庶民生活
2008.11.01 11:45 投稿者:ootaminoru

「甲州食べもの紀行」特別展を県立博物館で12月8日まで開催しています。
食の安全、安心、郷土の食文化の特異性、おもてなしのための食を考える上で何か参考となる事が見つかるかもしれません。皆様もどうぞお立ち寄り下さい。
博物館の回し者ではありません。
インバウンド観光に、とっても食は大切な分野だと思うので。
文化12年(1815年)10月3日から翌年文化13年1月30日まで約4ヶ月間、山梨の各地を旅した泉光院が旅先で食べた食事が記載しています。
今回の「甲州食べもの紀行」の特別講演として石川英輔氏が10月26日県博物館で講師として話してくれました。
泉光院は旅先で招かれた家で特別な食べものを振舞われた時だけ記録しているもので平素の食事はこの旅日記から解らないそうです。
県内ではホウトウと蕎麦がおもてなしのご馳走だったようです。
泉光院とは鹿児島の島津家の親類で武士でしたが家禄を継いでからは隠居して旅に出ます。修験者として秋田まで6年の旅をします。
修験者ですから路銀は持たずに途中途中でお札を売りそれで食いつないでの旅でした。宿は善根宿と言って無料で泊めてくれる奇特な民宿みたいなもの。各村にあったようです。越後ではゴゼ宿が有名です。
残念ですがこの旅人の平素の食事や甲州の村々の食事は解らないそうです。
写真はすべてHPから拝借しました。
1は街道筋の勝沼宿付近の葡萄畑です。お金を出せば今も昔もぶどう
棚の下で捥いで食べさせてくたようです。
2は泉光院の肖像画です
3は駿河湾に追い込んだマグロです。江戸時代甲州に馬の背に積んで
運ばれています。


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