茅が岳(4月10日)
2009.04.13 04:25 投稿者:ootaminoru

山に登って何が見るか?何を思うか?
あと一年グログを更新させて頂いて山の魅力を掲載してみようと思う。
「山があっても山梨県。」
山梨県人は本当に山に登りませんでした。
それでも平成9年に山梨百名山が制定されて故郷の山に登るようになって来ました。
登山者と一般観光客は別の人種だと言われています。
即ち別な文化を持っているのであって登山者を増やしても登山をしてそのまま帰って行くので地域活性化に結びつかないとも言われています。
しかし、富士山信仰の富士講があって今日の世界遺産登録に繫がった事は誰も反論しないだろう。
山梨百名山をテーマに改めて取材登山をしても夫々の登山行きに独自性や差別化がはたして出来るのであろうかと不安です。
失敗を恐れず観光の裾野、叉は頂点とも思われる登山について挑戦してみます。
韮崎の奥の穂坂村落から登ります。
日本百名山を出筆した深田久弥の終焉の地です。
登山の途中、脳溢血により亡くなられました。
メインルートは女岩のある谷ルートです。女岩とはよくぞネーミングをしたものと感心します。安山岩の滝状の崖があります。その崖の下部の割れ目とおぼしき部分から清水が湧き出しているのです。
穂坂部落では昭和31年簡易水道の水源地としてコンクリートで水溜めの小さな堰堤を施しています。
農耕民族にとって水の恩恵は大変なもので生命の起源を司る場所です。
加えてその崖の景観がお産をする時の女性の姿に似ているからです。ホトを真ん中に大腿部を左右に広げた姿をしています。
古い火山で八ヶ岳と共に巨摩の台地や甲府盆地の古成層を形成しています。
明野の大根は火山灰土壌がもたらすものであり、つい最近までは桑畑が広がる養蚕地帯だったと思います。
そして更に古い時代は茅が岳の名前の通り茅刈り場だったらしい。
頂上に立てば眼下の釜無川の向うに南アルプスの鳳凰三山、甲斐駒ケ岳が見渡せます。間にあるのが千丈岳なのだろうか?ぎざぎざ型の山並みが展開しています。他では見ない不思議な千丈岳の姿です。
この日も岐阜市から一組のご夫婦が来ていましたが富士山が見渡せたこと、深田久弥んの終焉の地であることに深い関心を寄せ居ておられました。
遠く北アルプスも見えますがこの日は春霞で見えませんでした。
八ヶ岳連峰がすぐ近くに見えます。これから五月の連休にかけて雪を頂く八ヶ岳登山の春山に食指が動きます。
この山の登山最適時期はオレンジ色の山ツツジが咲く五月の連休の頃、そして少し遅れてミツバ蓮華ツツジの咲く頃です。後者は薄紫色の花です。
このツツジの多いのも火山土壌に依るものと思います。
鶯が鳴いて芽吹き時です。
熟年夫婦で登っても仲が良くなる山です。
育児に明け暮れ、子育ての時期を乗り越えてきた昔を懐かしむ山です。
写真1は男性の背後に富士山が見えます。


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