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山梨の山

登山と山と高山植物

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山梨県は山国です。
たくさん山に登ってきました。
その魅力は知る人ぞ知る宝です。しかし県内者を含めて知られていません。これからも自然の発掘に勤めます。ブログ初めてです。どうぞ宜しくお願いします。

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赤岳(山梨百名山13)

2009.06.10 18:18  投稿者:ootaminoru

八ヶ岳の赤岳(山梨百名山13)

もう雪が解けた頃だろう。
何時もなら長野県の茅野側から入山するのですが、今回は一宿一飯の恩義ある山梨県に対する礼儀として清里側の県境尾根から登山をしました。
牛首山経由だったら雪が溜まる場所がないので安全パイとして復路の取っておいて、往路は、もしかして鎖場で雪があった場合登はんが困難な県境尾根を登ることにした。早めの判断、早めの退却が好ましい。

全てが順調な滑り出しでした。
しかし、心配した地点、七合目上の滝のコルで急斜面に設置されている鉄の鎖が雪に埋もれています。
距離にして僅か25メートルくらい。アイゼンもピッケルもない。
夏山装備では危ない。滝の途中からトラバースで鎖とハシゴを使って中段の壁を横移動して滝の流路の途中に入り込み落ち口まで鎖で這い登るルート。その滝上まで30メートル。
滑落すれば100㍍くらいの垂直な滝下へまっさかさま。

もしかしての予測どうりでした。

引き返しました。
下山途中に雨になりました。いよいよ入梅です。
あれ程鳴いていた鶯が全く鳴かなくなりました。
落葉松の新緑がとても美しかった。

下山途中に小天狗と名前の付いた小さな起伏地点に石碑がありました。
字を拾い読みしますと下記の通り。

東方 薬師如来
嘉永八年卯八月ニ□ □
甲斐国 右左口村 願主 小林平八


嘉永八年は1855年に該当します。
嘉永六年にアメリカのぺりー提督が率いる4隻の黒船が江戸湾浦賀沖に来ました。
小林平八さんは何を薬師如来さんにお願いしたのでしょうか。
西の阿弥陀如来ではないのが好ましいです。
国政ではなく、もっと個人的な願掛けだったでしょうね。
中道往還の右左口宿の住人、小林平八さんは八ヶ岳の赤岳登山をしています。そして何か願を掛けています。街道筋の世間通で行動力のある旦那衆だったのでしょう。
逢って話がしたくなりました。

清里側の県堺尾根はやはり7月に入らないと夏山の一般ルートとして使えないことが解かりました。

清里は山ツツジと蓮華躑躅が咲いていました。
清里の良い時に来たもんだ。
観光客はいまいちでした。


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