オトウは土間で藁打ち仕事
2011.03.01 22:50 投稿者:ootaminoru

♪オトウは土間で藁打ち仕事、御前もガンバレよ。♪
故郷の冬は寂しい せめてラジオを聞かせたい。
窪田聡が作詞作曲した「母さんの歌」の歌詞の2番です。
作詞作曲した窪田聡は東京の下町生まれで戦時中に信州に疎開していたがそのころの思い出を1956年に作品として世に出した。
1956年は昭和31年です。
私の昭和31年は中学3年生で広島県呉市に居ました。
戦後の復興期から高度経済成長期に移行し始める時期でした。
昭和31年の流行語は「もはや戦後ではない」でした。
西湖いやしの里、根場の水車小屋の近くに藁打ち仕事の道具が展示されていました。
その昔、農業従事者は昼間明るい時間は野良仕事。夜は夜なべ仕事。
そんな、百姓の家族の風景は一般的だっただろう。
藁を打つ道具は杵というのでしょうか。
私には経験のない時代の農村の家族を歌った戦後の復興期の歌です。
私は39年に親元を張られて寮で寝起きする生活に入りました。18歳でした。
この「母さんの歌」はそのころの寮生で合唱した定番の歌の一つでした。
1母さんは夜なべをして手袋編んでくれた 木枯らし吹いちゃ冷たかろうて
せっせと編んだだよ。
故郷の便りは届く 囲炉裏の匂いがした。
2母さんは麻糸紡ぐ一日紡ぐ オトウは土間で藁打ち仕事、お前も頑張れよ。
故郷の冬は寂しい せめてラジオを聴かせたい。
3母さんのアカギレ痛い生味噌すり込む 根雪も融けりゃもうすぐ春だで
畑もまってるぜよ。
小川のせせらぎが聞こえる 懐かしさがしみとおる。
今年、私は70歳になります。
貴方にとって昭和31年はどんな時でしたか?
西湖根場 いやしの里で生活感の詰った藁打ち道具(杵)を見つけました。
持ち上げるとズシッ と重かった。


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