ああ、かくも美しき、かくも雄雄しき・・
2008.08.09 06:35 投稿者:相方

お恥ずかしながら告白しますと、"バレエ"というものは小学生のときにM君がやっていて"タイツを穿いて踊るなんて何が楽しいのだろうか"と思っていた程度のものでした。
それからはサッカー、空手、マラソンと男性的(ヤロウテキ)スポーツ一直線だった私は、"バレエ"とは全く無縁の世界でした。
40歳を過ぎても"革命的な発見"ってあるものなんですね。今回、清里フィールドバレエのチョイ役でお手伝いさせて頂いて、私の中にコペルニクス的転回が起きました。
時には蜻蛉のように柔らかく舞い、時には津波のような激しさを天空にぶつけ、時には悲哀に泣き崩れ、時には喜びを全身で放ち・・・。人間の情感を体一つでなぜあそこまで美しく表現できるのでしょうか。
"ああ、かくも美しき、かくも雄雄しき・・"
感動の波が、私の心の襞(ヒダ)の奥底の触れたことのないところにまで響きます。客席の前方では、涙を流すご婦人までもいらっしゃいました。
舞台の上では涼しい顔で舞いながらも、舞台裏には息を切らせ、フラフラになって戻ってくるバレエダンサー達・・。人間の"情緒"と動物の"肉体"が、知性という"物語"によって織り込まれたバレエ。まさにルネサンス期に生まれ、宮廷や劇場で開花した人間の総合芸術は、圧巻というべきものでした。
さらにフィールドバレエは、”野外”という人知の及ばぬ自然環境の中で行うことに、最高の価値があるのだと思います。空気の薄い清里で、時には雨風に晒されながらも踊り続けるバレリーナ達。またあるときは満天の夜空が最高の舞台演出となるときもあるのです。
まさに、人間の叡智vs.自然の相克の中で生み出されるものがフィールドバレエなのです。
今年も今日が最後の公演となりました。演目は"タチヤーナ"です。来年は20回目の清里フィールドバレエ。これもまた楽しみです。
http://www.moeginomura.co.jp/
※写真は萌木の村のワッキーさんから頂戴しました。ありがとうございました。


コメント(1) | この記事のURL | カテゴリー:イベント・祭
コメント
- 一度清里のバレーを見たいと思いながら機会がありません。
夜半遅く甲府盆地に帰って来るのが億劫だからです。
それと料金が高い性だと思います。
多方面にご活躍のご様子ですが益々のご発展を期待sます。 - 投稿者:ootaminoru: at 2008/08/09 20:42
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